世界樹の妖精 -Brownie of Irminsul-
by:蒼井 刹那 Tweet
世界樹(メガサーバ)「イルミンスール」が有する巨大仮想空間(メタバース)SNS「ニヴルング」で正義のハッカー「シルバークルツ」として活動する高校生、永瀬(ながせ) 匠音(しおん)。 ハイスクール生活を送る中、彼はある日義体の不具合発生時に現れるという小人妖精(ブラウニー)の噂を聞く。 ハッキングを禁じる母親の目を掻い潜りながらもハッキングを続ける匠音は沈黙に閉ざされていた家族の秘密やブラウニーの真実を少しずつ暴き出していく。 『世界樹の妖精』の「もう一つ」の可能性。その真実は匠音には切なく、重い。
読みやすさを考慮した分冊版を作成いたしました。 このページからジャンプできる各章に分冊版リンクがありますので細かく読みたい方はこちらもご利用ください。
第1章「『Silberkreuz(銀十字)』と名乗る少年」
第1章の登場人物
第2章「かつて『Merlin(王の導き手)』と呼ばれた母」
第2章の登場人物
第3章「その抜け殻(アバター)の名は、『アーサー』」
第3章の登場人物
第4章「『黒き魔女(モルガン)』握りし精霊の剣」
第5章「古の技術の伝道者『白き狩人(ヴァイサー・イェーガー)』」
第5章の登場人物
第6章「義体制御システム『Oberon(オベロン)』に潜む闇」
第7章「『世界樹(イルミンスール)』の最奥で待つ者、守護者『ルキウス』」
第8章「『円卓の城(キャメロット)』で『銀十字(シルバークルツ)』は真実を選択する」
2023ハロウィン短編 『ある年のハロウィン、幼馴染は仮装と共に』